K師長さん38歳。魂ぬけた‼「部下が私の話を聞いてくれない」

kさんは38歳。看護師長歴は2年。
ご主人と愛犬、ゴールデンレットリバーとの3人家族です。
そんなkさんが今回、重い口を開いてくださいました。
今日は番外編です。

Kさん大丈夫ですか?限界?

Kさんは、内科の混合病棟を仕切る看護師長さんです。
とても穏やか。いつも笑顔を忘れません。
そんな優しいKさんですが、芯は強く、志もとても高い印象を受けました。

Kさんは、退職を考えており、縁あって今回、お話を伺うことができました。

Kさんは2人姉妹の長女。なんでも器用にこなす妹さんとは対照的で、とことん考え抜いて答えを導き出すタイプ。

何かあると、とことん悩んでしまうそうです。
今回、病棟が忙しいこと、スタッフ間の雰囲気が悪いことから、スタッフの退職希望が続出したそうです。

看護部長からは、しっかり管理できていないと責められ…

スタッフからは、「もうこんなに忙しいなんてやっていられない!どうにかしてください!!」泣きつかれ…
自分の、問題解決能力の低さに頭を痛め、落ち込む日が続きました。

みるに見かねたご主人からは、退職を勧められいるそうです。

Kさんは自宅に帰ると、家事どころか、お風呂に入る気力すらありません。
ホッとすると涙があふれだします。

「仕事」っていったい何のため

朝、起きられない。
何度も何度も目覚まし時計を引き延ばします。
アラームを消してはあと5分。
ギリギリの時間まで布団から出ることができません。

今日もやってしまった…自己嫌悪。

起きたら、ダッシュで支度しないと間に合わない。
質全的に急いで、ギリギリ家を出る生活。

そこはさすが看護師長。

何かあったとき、すぐに対応できるように、病棟には早めに出勤のKさんです。

何をするにも、自信が無くなってしまったKさん。
今日は何が起きるのか、責められないか…考えると怖くて仕方ないそうです。
Kさんは、当時を、鬱状態だったと振り返ります。

どうにか看護師長を続けたい!!!と思っていたKさんでしたが、べにおと話して、少し頭の整理ができたようです。

Kさんは終始泣いていました。

Kさんの印象的だった言葉。

「みんな私の言うことを聞いてくれない」「わかってくれない」
果たしてKさんはなんのために仕事をしているのでしょうか?

お金? キャリア? メンツ?
Kさんのプライベートって何なんでしょう?

べにおが考えたこと

人の上に立つことって、難しいって思うことありませんか?
私はありました。

看護師長をしていると、人にお願いすることが多いです。
看護師長って、いかにうまくお願いできるかなんです。

素直に何でも、言うことを聞いてくれるような部下ばかりではないですよね。
橇の合わないスタッフ。馬の耳に難物のようなスタッフいますよね。
当たり前です。

私も、窮地に立たされたことがありました。
スタッフが自分についてきていない状況。

原因は、とてもシンプルなものでした。

それは、自分がやってほしいということを相手に伝えるだけだった。

相手の話を全く聞こうとしていなかったのです。
忙しいと言うことを理由に、「相手はきっとこう思ってるだろう」と決めつけていたんです。

もしもあなたが、Kさんのように、『自分の意見を聞いてほしい!!!部下が自分の意見を聞いてくれない!!!』と嘆くのならば、
それは間違いなく、あなたが部下の話を聞いていないのです。

「聞く」ってとても意識しないと、難しいこと。
否定をしないで相手の話を聞いてください。

相手がしっかり聞いてもらえたと実感したなら、相手は自分の言うことをはじめて聴こう!!!という気持ちになります。

看護師長ってとっても忙しいですよね。
上司や部下に挟まれて辛い思いすること。とても多いと思います。

でも考えてみてください。
あなたは看護師長になれた。
看護師長に選ばれたという事は、期待されていて、力もあるということ。

もし、「自分にはそんな力はなかった」と絶望しているあなたも安心してください。

看護師長の仕事が完全にできていたら、あなたは看護師長じゃありません。
師長よりも上の役職についてるはずです。

看護師長の仕事が、完全にできていたら、あなたは看護副部長や看護部長です。

命を預かる現場というのは、とてもピリピリします。

そんな時、どうしてもコミニケーション、「言葉」が不足することがあります。
忙しいときこそ、自分が手いっぱいな時こそ、言葉が大切です。
じゃあどうしたらいいか???

繰り返しますよ。

相手の心、相手の言葉をしっかり聞くこと。
相手の気持ちに寄り添うそれだけです。

シンプルです。
がんばってください。

べにおは、あなたを応援しています。

看護師長べにおのまとめ

Kさんはその後、コミュニケーションを学ぶために通信制の大学に通い始めました。


看護師長の仕事は負担が大きかったので、役職は下りたそうです。

コミュニケーションを学んで、Kさんは人の話を聞くことの大切さを学びました。

今では、スタッフからも慕われるようになり、仕事もプライベートもうまくいっているそうです。
そして上司からは、看護師長への打診されています。

「今度はうまくいきそうな気がします。」
「スタッフあっての看護師長です」と
なんだかいぜんよりも積極的になった、そんな印象のKさんでした。

頑張ってください!!!

今度は看護師長として、躓いても乗り越える力がみなぎっていたKさんは毅然としていました。

「他人を変える事はできない、自分が変わるしかない」とよく言います。

実はそんな事はありません。
相手を変える方法もあります。近いうち、お話しさせてもらいますね。

最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。