【看護師が患者家族への説明をすること】本気で面倒と思ってますか?

皆さんこんにちは。べにおです。
看護師は、人間と人間のぶつかり合い。
仕事のできる看護師は、コミュニケーションが上手です。

でも、初めからコミュニケーションが得意だったのかというと・・・
実は、そうではないことが多いのです。

「患者さんのところに行くのも震えた」とか、
「家族が来ていると、検温や処置は後回しにして、先輩から怒られるほど、
コミュニケーションが苦手だった」
という看護師も少なくないのです。

今回は、「患者さんの家族」とのかかわり方について紹介したいと思います。

看護師と患者・家族との信頼関係

看護師は、様々な人々とコミュニケーションをとりながら働いています。
他の看護師、医師、医療スタッフ、患者さん、患者さん家族。
いろいろな立場の人と、関わります。
ときには、患者さん以上に、患者家族と関わるなんてこともあります。

べにおの学生時代、訪問看護の実習に行った時のこと。
患者家族が、介護の大変さた、介護疲れを
訪問看護師に、訴え続けていました。

訪問看護師さんは、「うんうん。そうよね。大変よね。」
ご家族の話に耳を傾けて、アドバイスしていたことが、とても印象的でした。

患者家族は、第二の患者と言われる程、体力、精神的にも負担が大きいです。
患者さんだけでなく、患者家族とのかかわりも看護師としては、大切な仕事です。

相手の気持ちになって、話を聴くことで、相手も心を開きます。
人は、相手から受け入れられると、相手に信頼感をもつのです。

相手に信頼してほしいときは、自分から相手を受け入れることが必要です。

家族との付き合い方

とはいっても、患者家族と果たしてどこまで、関わればいいのでしょう。
仕事の時間は決まっているし、やらなくてはいけないことも、沢山あるはずです。

あまり深いところまで関わるのも考えモノ。

まず、良好な関係を保つことが大切です。
そのために簡単にできること。

それは、自分から先に、笑顔であいさつをすることです。
人は、自分に声をかけてきてくれる人に対して、よい印象をもちます。

職場で患者家族に会った時は、こちらから、笑顔であいさつするようにしましょう。

細かくて、要望の多い家族

細かくて、要望の多い家族は、患者さんのことを、大切におもって、心配していることがあります。
こんな場合は、患者さんの様子や、症状を、看護師から伝えることで、良好な関係を保ることができます。

患者さんを大切に想うがゆえ、看護師サイドへの要望が多くなる場合もあります。
「こんな時はこうしてほしい」、なかには、「特別扱いをしてほしい」という要望も出てくるかもしれません。

自分では、どうしていいか、判断が付かない場合。
そんな時は、その場で返事をするのではなく、上司や、先輩に相談しましょう。
看護はチームワークです。
一人の看護師が、患者さんを特別扱いをすることで、「大きなトラブルを引き起こしてしまう」なんてことも、あるのです。

認知症の患者さんと家族

入院患者さんの中には、認知症同士の方もいらっしゃいます。
家族と話をしても、認知症があり、会話が成立しないという場合もあります。

そんなときは、他に家族がいるのかを確認したり、ケアマネージャーに連絡をとることも必要になります。
ほかに家族がいない場合は、施設のソーシャルワーカーや、役所に問い合わせましょう。
患者さんが今後困らないためにも、地域で見守っていく必要があります。
病院ならば、退院支援も必要になるので、早いうちから他職種との連携が必要です。

患者さんはもちろん、患者家族の支援も必要になります。
患者家族の支援も必要な場合は、同じくソーシャルワーカや、役所に問い合わせましょう。

なかなか面会に来ない家族

仕事が忙しいと、なかなか時間が摂れずに、面会に来ることが出来ない家族もいらっしゃいます。
連絡をしても、通じない。病状説明もままならないなんてこともあるかもしれません。
そんな家族は、看護師がいないときに短時間で面会に来ていることもあります。

面会に来た時、気づいてもらえるな工夫をしましょう。
家族を見かけたときは、すぐに、必要なことを伝えるのもポイント。
看護師どうしでも、情報の共有や、連携が大切です。

入院直後に急死した患者の遺族への対応

入院したときは、病状が安定していたにもかかわらず、急変する患者さんもいらっしゃいます。
患者家族は、突然のことに動揺したり、何があったのか、知りたいのは当然のことです。
興奮していると、声が大きくなったり、すぐに医師からの説明を要求してくることもあるでしょう。
家族は、パニックになっています。

そんな家族に対しては、その気持ちを、まずは、受け止めましょう。
話を聴いているうちに、患者家族も少しづつ冷静を取り戻すこともあります。

まるで責められている気持ち

看護師の中には、状況をうまく伝えることが出来ずに、患者家族から責められているような気持に
なることも、あるかもしれません。
ただ、非常事態に、患者家族が、動揺するのは当たり前のことです。
まずは、家族の話を聴き、自分ができることを、考えましょう。
家族の気持ちをしっかりと、受け止める姿勢が大切です。
自分一人で、手に負えないときは、必ず先輩や上司に相談します。
勝手に判断をしたり、自分一人で抱えないようにしましょう。

死亡の時は細心のケアを

大切な家族が亡くなった時、患者家族は正常な判断が、できないことがあります。
患者家族のなかには、患者さんが亡くなって、帰宅するまでの状況を思い出せないという方も
います。
そして、家族の感情の記憶は、とても敏感で鮮明です。
看護師から、こんなことを言われてショックだった、不愉快だった、うれしかったなど忘れることができません。
患者さんが亡くなられた家族には、特に真摯に向き合いましょう。
そんなつもりで言ったのではないことが、家族にとっては、とてもショックということも
あるのです。
患者家族への言葉かけには、十分に配慮しましょう。

まとめ

患者家族は、第2の患者といわれるくらい辛いんですね。
そのため、看護師は、患者さんだけでなく、患者家族のケアも必要なんですね。
患者さんだけでも手いっぱいというとき、家族への対応に時間が取れず、後回しになってしまうことも
あるかもしれません。

患者家族とも良好な関係を保つためには、笑顔で自分から関わることが大切なんですね。

相手の立場に立って、心を開くことで、患者家族からも信頼してもらえるんですね。

患者さん家族とのかかわりが、今までよりも、楽になってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

仕事の終わらない看護師には必ず原因があります